2011年02月05日

『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その3 エンドオフ・エンドレスエンド』

ほとんどゲームらしいこともしないゲーム同好会の面々を描く 葉村哲 先生の
新感覚ラブコメディ第3巻は “リリス” にまつわるエピソードが垣間見れます。
(イラスト:ほんたにかなえ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=27075


“一乃” と “キリカ” の “宗司” 争奪戦に “リリス” が真っ向勝負、時には
搦め手で、と参戦していく様子がしっかりとラブコメしています。それでいて秘密の
過去に迫るお話などは異能の力を持っていることを思い出させてくれるのですが。

・・・それにしてもここまで異能の力をムダ遣いする作品もなかなか無いように思う
今日この頃ですが。『合わせ鏡の無限迷宮』 とかね。実際に見れば怖い所ですが
微笑ましく思えるのが本作の良さと言うか。ガールズトークの回も面白かったですね。

「宗司のことを、何も知らない」。そうつぶやく “一乃” の想いが “キリカ” や
“リリス” たちにもあったからこそ最後の 「エンドオフ・エンドレスエンド」 に繋がった
と思うと話の結び方は綺麗だったように感じられました。次巻も期待です。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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