原作: 小太刀右京
著: 三輪清宗
ビジュアライズ: すがのたすく
以上敬称略、でお送りしてきた「天下繚乱RPG」のリプレイシリーズも遂に最終巻。
“茜” “小十郎” “金銀” “ホームズ” の4人が、それぞれの想いを胸に現世
最大の危機に立ち向かいます。
【 http://integral.jive-ltd.co.jp/ 】
GM: では、鳥居耀蔵は茜の前でじっとその目を見つめる。
茜: じゃあプレイヤーは泣きながら、茜は鳥居の方をじっと見つめる。
その眼差しに迷いはない。プレイヤーの眼差しには涙がある(一同爆笑)。
金銀: プレイヤーは泣きながらってどんな行動宣言だ。毎度、毎度(笑)。
・・・すげぇ、すがの 先生が持つ “鳥居耀蔵” への愛情が衰えることなく全力全開だ。
『化政英傑譚 巻之弐』 で先生が仰られていた 「PC全員南町関係者なキャンペーン」 が
見てみたくてしょうがない。「JIVE」 さん、やりませんか(笑)。
そして今巻で目を見張ったのが 鋼屋ジン 先生演じる “ホームズ” 氏のムチャ振り。
最終的にはフェードアウトしかけるほど、どんだけ自分を追い込むの!? って展開に
本編とは別の緊張感がありました。振り戻し方も驚嘆すべき機転の利きでした。
井上純弌 先生演じる “金銀” は娘 “ガラシャ” の想い、その存在自身をも蔑ろに
する “閻羅王” への義憤と日本という国を守る心の強さを示してくれました。
「大勘解由使」 の力には只々恐れ入るところです。
“茜” との関係も気になるところでしたが、何よりも弟 “新九郎” との忌避できぬ
衝突に思い悩む “小十郎” を 小太刀右京 先生が見事に演じきっておられました。
何であんなにカッコイイ台詞がポンポン出てくるのか、と感心せざるを得ません。
最後の大団円での締めくくりを確かめさせて頂いた後は嬉しくもあり、そしてまた
名残惜しいところではあります。三輪 先生、ならびにプレイヤー諸氏の皆様、
4巻に亘るキャンペーンお疲れ様でした。存分に楽しませてもらいました。
2011年01月29日
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