2010年11月20日

『藍坂素敵な症候群(3)』

フェチ系美少女学園ストーリー、と銘打った 水瀬葉月 先生のシリーズも3巻め
にして最終巻。幕引きを惜しむ気持ちを胸に、気合を入れて読ませていただきました。
(イラスト/東条さかな 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1011.php#new8


あぁ、もうエピローグが秀逸! 期待を裏切らない偏執的な “浩介” の独白が
タイトルにもある想いの強さをことのほか強調していて、ある意味こっ恥ずかしい
くらいです。見事な大団円でした。間違いなく良作としてオススメしておきます。

史上最大の凶悪な 「耽溺症候群」 に罹患した相手と立ち向かう合間に “空” が
凄く可愛らしく見える言動の数々が散りばめられていて一気に株が上昇した感じに。
緊迫した場面にあってもコメディな要素を逃さない構成も良かったと思います。

ここでおしまい、というのが本当に惜しいと感じると共に 東条さかな 先生の挿絵が
見られなくなるのが何とも寂しい限りですが、そちらは 『Rewrite』 のコミカライズ
を追いかけて補充するとしてひとまずは 『C3 ─シーキューブ─』 新刊待機とします。

posted by 秋野ソラ at 09:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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