2010年10月30日

『FORTUNE ARTERIAL(5)』 『てるてる天神通り(5)』

TVアニメの放映も開始している「オーガスト」原作の「FA」コミカライズ第5巻、
そしてそのコミカライズを担当する 児玉樹 先生が描くハートフルコメディの
最終巻が同時刊行となっております。

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_search.php?pcd=201006000609
http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=200907000146


「FA」5巻では東儀家のしきたり、伽耶の過去、伊織の嘘、瑛里華の告白・・・・と
だいぶ色々なところが見えてきてシリアス一直線、というところ。そんな余韻を
巻末の4コマ漫画が気持ちいいほどに吹き飛ばしてくれますが、それもまた良し。

もう何度も言ってますがコミカライズ作品としての出来の良さには敬服します。
ということで「コンプティーク」のアンケートハガキで一番良かったコンテンツ
に毎回投票するのは継続中です。翌年3月刊行予定の次巻も楽しみにしています。


そして 『てるてる天神通り』 最終巻では “八雲” に憑く 「疫病神」 が顕現。
“天志” が体調不良に陥って寝込み、原因を探ろうとした “おフク” は攫われ、
そこに “五十鈴” の複雑な胸中も相まって 「天神通り」 の一大事へと話は進展。

そんな窮地を救ったのは “御菓子” の信じる心であったり、「天神通り」 の皆を
信頼する “天志” の想いであったり。それを裏打ちするように真っ直ぐな言動が
何とも潔い。ラストも何ともハートフルで心温まる感じがしました。

ここで幕を引かれるのは惜しいところではあるのですが、ひとまずは連載の無事終了を
一読者の身から心よりお祝い申し上げます。そしてお疲れさまでございました。
児玉 先生の次回作に出会えることを期待しつつ、筆を置くことにします。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス
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