2010年10月09日

『神なる姫のイノセンス(2)』

早々に増刷が決められるなど、人気の高さを窺わせる 鏡遊 先生の学園ラブコメ第2巻。
7人の才媛をモノにする運命を強制される “神堂祐貴” の明日はどっちだ!?
(イラスト:鶴崎貴大 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=26099


ということで今巻は積極的なアプローチを仕掛けてくる “澪” がターゲット。
「わたしだけに愛を!」 の章立てが 「王」 と 「ヒメ神」 の特異な関係性を
改めて如実に表していたように思います。まさに愛憎は紙一重、の世界。

すでに 「落ちた」 状態にある “かなみ” のヤキモチ焼きなところやデレっぷり。
あるいは 「影ヒメ」 としての位置付けにある “ハルカ” がいつの間にかMっぽく
傾いていたり、と “澪” 以外にも上手く焦点を当てて話が進んでいます。

「王の声(オーバーロード)」 という能力だけでなく、単純に身体能力としても
女性より上にある “祐貴” が 「ヒメ神」 たちと接する様子は決してヘタレではなく
男らしい感じがするのは昨今の主人公像とは一線を画すようで常々新鮮に思うところ。

次は誰を 「落とす」 ことになるのか。引き続き注目です。・・・それにしても 鶴崎 先生の
イラストは毎度毎度、反則的に可愛らしくてもうどうしたらいいのかと言わざるを得ません。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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