ついに “パオラ” が表紙を飾った、杉井光 先生が送るファンタジー巨篇第6巻。
「銀卵騎士団」 の面々がそれぞれの立場で、それぞれの想いを胸に戦い続けます。
(イラスト:夕仁 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=26122 】
衛生兵から指揮官代行として立場を移し、それこそ粉骨砕身の思いで苦悩し続けた
“パオラ” の頑張りが報われた結果は喜ばしいことだとまず言わせて頂きましょう。
付随して “クリス” も “ミネルヴァ” も吹っ切れたみたいですし。時折見せる
“ミネルヴァ” の照れ隠しが物語に緩急をつけるのに重要なことを再認識した次第。
神々に翻弄されるのは “フランチェスカ” とて同じこと、ということで今回は痛い
敗戦を強いられましたがその屈辱を原動力にどう抗っていくのかが注目すべきところ。
彼女たちのあずかり知らぬところで胎動する時代の流れに直面している “ニコロ”。
彼の立ち位置や “アナスタシア” の意図がどう影響してくるのかも気になります。
そして、今巻で一番の不遇な扱いを受けることになったと思われる “ジュリオ”。
彼に救いの手が差し伸べられることを祈念して止みません。続きを待望しておきます。
2010年10月03日
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