2010年09月26日

『ソードワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(9)』

「アイヤール」 王家のお家騒動にあのプレイヤーの影がちらつく・・・そんな始まりを
見せる 秋田みやび 先生/グループSNE のリプレイシリーズ、最新の第9巻です。
(イラスト:中島鯛 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=201005000577


自分のモノローグと 中島 先生の気合の入った口絵が台無しですよ、“ムーテス”。(w
まずは復帰おめでとうございます、と。“ソラ” はまだNPCのままなんですね・・・。

それにしても “メッシュ”の記憶喪失はどこまでも尾を引きますね、ホント。
そんな彼は今巻でMVP級の働きを見せたり、あるいは50点の経験点を笑いの神が降りた
かの如きタイミングでもらいまくったり、と色んな意味で目を引きつけたカタチに。


シナリオに目を向けてみると、皇女 “ジャスティ” をかどわかした “シフェナ” 側が
めぐらせた策謀が1枚上をいくものの、ぞんざいズの行動力と作戦の妙で何とか切り抜けて
というか、秋田 GMが裏をかかれて悔しがる様子が相変わらず面白い。

厳格な 「アイヤール」 王家の女帝 “セラフィナ” に対してもぞんざいな姿勢を崩さない
“ジーク” たち (ダメンズと呼称) を説教し続ける “エア” の気苦労がピークを迎えて
いたのも注目でしょうか。・・・嫁発言が今巻もとんでもない場面で出てきますし。(w

お家騒動もひとまずの決着を見せ、「アイヤール」 王家がツンデレの血筋であることが
そこはかとなく判明したところで告げられる “ミスティン” の予言。その内容は次巻で
明らかになるとのことで、それが 「ぞんざい勇者団」 とどう関わってくるのか。楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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