2010年08月28日

『とある魔術の禁書目録(21)』

前巻の衝撃も冷めやらぬまま、まさかの隔月刊行となる 鎌池和馬 先生の大人気作。
三者三様、いやそれ以上の人物の思惑が分離し、衝突し、と怒涛の展開が続きます。
(イラスト/灰村キヨタカ 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1008.php#new1


“上条” さんと “一方通行”、そして “浜面”。それぞれの物語が第三次世界大戦
の最前線において付かず離れず、時にはクロスオーバーして、と当面の敵 “フィアンマ”
そして “ミーシャ” と対峙していく話回しの巧さは素直に驚嘆の域かと思います。

こう、誰かの窮地を思わぬところで別の誰かが救ってたりとか、展開として熱いとしか
言いようがない、まさに。何気に “ステイル” が頑張っているのと “一方通行” の
心変わりを意思表示したところはそれぞれ応援したいところ。

それにしても “御坂美琴” は本編まるで見せ場なし、というところですか今のところ。
とりあえず “上条” さんをぶん殴る、という彼女の目標を達成する日はやってくるのか
という点も含めて引き続き彼らの物語がどう動くのか見届けたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/40398474
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック