2010年08月21日

『竜と勇者(あいつ)と可愛げのない私(2)』

志村一矢 先生が綴る、女の子の一人称語りが特徴の新感覚ファンタジー第2巻。
勇者=アホタレに婚約者登場で騒動必至の展開を楽しみに読ませて頂きました。
(イラスト/ぎん太 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1008.php#new7


“レックス” と “アンジュ” の間に割り込むように登場をした “ウェルチ”。
確かに “アンジュ” の存在を良く思わない立場からいろいろと諍いも絶えず、
それを元にスラップ・スティックな流れにもっていくのは順当かなぁ・・・。

などと思っていたら今回の騒動を引き起こしていた根本部分が明るみになった途端
それまでのほのぼのした雰囲気を一掃するかのような、涙を誘う事態にまで発展。
・・・2巻にしていきなり重いテーマが来ましたな、という予想外な展開でした。

次に目指す目的地が “レックス” たちの旅の目的のみならず、“トモエ” 誕生の
謎を探る目的とも繋がったり、はたまた見えなかった人間関係が垣間見えたり、と
次はどんな騒動に巻き込まれ、謎が明らかになるのか心密かに楽しみなところです。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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