『明日の君と逢うために』『eden*』 などの作品でシナリオを担当されている 鏡遊 先生が
「MF文庫J」 よりライトノベルを発表された、ということで読ませて頂いております。
(イラスト:鶴崎貴大 先生)
【 http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=25242 】
シナリオライターとしての経験が下地となっているからかも知れませんが、学園ラブコメもの
として読みやすい物語に仕上がっている印象は受けました。突拍子も無い背景や設定を
上手く料理してきたなぁ、というかそんな感じで。
「ヒメ神」 としての “かなみ” が “祐貴” に落とされる過程を追っていくとキャラ重視で
話が進んでいる感覚が浮き彫りになるので、そういった点では 「MF文庫J」 という
レーベルで出されたのも合点がいく話だったように思います。
続刊を出すかどうかは売れ行き次第、ということになるのでしょうけれども、「ヒメ神」自体の
謎ももちろんですが “貴理” の思惑も全然明かされていないのでそのへんを明らかにして
頂くためにも刊行してもらえたら、と「MF文庫J」編集部に対して願う次第です。
2010年06月12日
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