2010年05月29日

『SH@PPLE―しゃっぷる―(9)』

「第8回 ライトノベル・フェスティバル」 にゲスト出演されたのを思い出します。
あれから約1年。よう太 先生のイラストと共に 竹岡葉月 先生が拓いた新境地、
その結末をしかと見届けてさせてもらいました。

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200912000114


『ざ・ちぇんじ!』(原作:氷室冴子 先生、画:山内直実 先生) は学生時代、自分も
何度も読み返してました。「コバルト文庫」 の原作も読んで、とどっぷりハマっていた
ことを思い出します。

個人的にインタビューの時にも気に掛けていた “芝目” との関係ですが、そういう風に
収めてくれたということでひとまずはホッと胸をなでおろしています。彼の高校生活からの
様子がどのようになっていたのか、非常に気になるところではありますが。(w



坂本真綾 さんが唄う 『ユッカ』 という歌の歌詞に、こんなフレーズがあります。

  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   誰も一人で死んでゆくけど
   一人で生きてゆけない
   いつか誰かと僕も愛しあうだろう
 ___________________

今回、「SEC」 が行った 「おせっかい」 について 「SEC」 のメンバー自身がその是非を
問いかけております。積極的に他者と関わることを是とする見方もあれば、非とする見方も
あるでしょう。でもその良し悪しなんて結局の所、振り返ってみなければ分からないワケで。

その葛藤の中で一度は活動を止めた彼らがそれでもまた一歩、少しでも前に進んでいこう
と決意したその心意気と結末を見てそんなフレーズを思い出したりしていました。名誉兄貴も
含めた 「SEC」 メンバーたちに惜しみない拍手を送りたい気分です。

そして最後まで本編そっちのけでギミック満載のネタを仕込んできた 竹岡葉月 先生と
よう太 先生にも心よりの御礼を。シリーズ完結、お疲れさまでございました。本作に
出会えて本当に良かったです。嘘偽り無い気持ちとして、ここに述べておきたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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