“ホロ” と “ロレンス” の別離を匂わせるあらすじと展開がどうにも気になる
支倉凍砂 先生と 文倉十 先生の 『狼と香辛料』。最新第14巻が刊行されております。
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1002.php#new4 】
・・・いやぁ、読み進めていく中で 『狼と香辛料 狼と金の麦穂』 のイメージが何度も
頭の中にちらついたのですが、最後の最後、土壇場というところで “ロレンス” が
悪足掻いてくれました。素晴らしい切り返し具合でした。
長い旅路の中で培われてきた二人の関係。その気持ちとして、“ホロ” はだいぶ前に
自分の中で昇華できていたようですが、“ロレンス” は未だに曖昧模糊としたまま。
そんな見ていてもどかしい読み手の想いを “エルサ” が代弁してくれています。
作中の “ロレンス” たちのみならず、実際にこちらにも地図が提示されて 「ヨイツ」
という場所の位置関係が掴めてきました。一行が向かうその先に果たして何が見えるのか。
次巻も楽しませていただけるものと期待しております。
2010年02月27日
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