2010年02月20日

『剣の女王と烙印の仔(4)』

──「コケッコ団」。

著者である 杉井光 先生、挿絵担当の 夕仁 先生ほか担当編集、校正、校閲さんをも
包括する一団でお送りする少年と少女の王道ファンタジー。表紙の雰囲気もガラリと
変わった最新の第4巻です。

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=24239


「銀卵騎士団」 という存在の綱渡りな状況、その対抗勢力としての立場を喜んで
心待ちにする “カーラ” の存在、託宣に導かれし諸侯・諸勢力の思惑 ── と事は
深刻さを増す中で、つい目を奪われる “ミネルヴァ” と “クリス” のやりとり。

・・・杉井 先生の作品らしさをそんな所にも見出してしまうのは気のせいでしょうか。(^^ヾ


気丈夫な “フランチェスカ” も、さりとて人の子。これまで流してきた血の多さに、
崩してきた歴々の数に苦悩していない訳が無い。そんな心情を垣間見せてくれたことで
彼女の、彼女たちの人間性を一層深く、享受することができたように思います。

そして今巻では “シルヴィア” が “ジュリオ” の想いに応えるべく決意を態度で
示されました。夕仁 先生の挿絵と共に胸打つ光景の描写であったと言うべきでしょう。
内に外にと潜む陰、忍び寄る影にどう立ち向かっていくか、続きが気になるところです。

posted by 秋野ソラ at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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