2010年02月06日

『藍坂素敵な症候群』

『SHI-NO ─シノ─』 の挿絵を担当されていた 東条さかな 先生とタッグを組んで
挑む美幼女・・・じゃなくて 水瀬葉月 先生の新シリーズ。これは読まずにいられない
とガッツリ読ませていただきました。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1001.php#new9


・・・あ〜、やっぱり 東条さかな 先生が描く少年少女の絵が自分にはステキすぎる。(w


苦虫を噛み潰すかのように “陰子” が “浩介” に告げる、ある一つの仮定。
その仮定の本質を端的に表記する、あのページをめくった先にある一つの言葉。

全てが繋がる 『藍坂素敵な症候群』 というタイトルの意味を知ったあの感覚は
なかなか例え難いものがありますが、とにかく読み応えがある内容であったと
言って良いのではないかと思っています。

『ぼくと魔女式アポカリプス』 のように、何気ない日常の中に垣間見える狂気が
テンポ良く描かれていたと感じています。・・・ちょっと刃傷沙汰になるグロさが
ありますのでそういった展開を許容できる方にはぜひオススメしておきたいところ。

ある意味、不遇とも言える背景を背負う “素敵” という少女を “浩介” は
救うことが出来るのか。福来市に顕現する症候群は他にどんなものが出てくるのか。
いろいろな要素に期待しつつ、続刊の刊行を熱望! と申し上げておきましょう。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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