2010年01月30日

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5)』

兄 “京介” への最後の人生相談と共に異国の地へと旅立った妹 “桐乃”。そして
先輩 “京介” のもとに後輩としての立場で表れた “黒猫”。アンケートはがきで
物語の行く末を決めた 伏見つかさ 先生、かんざきひろ 先生の大人気作、第5巻です。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1001.php#new3


今回の教訓は2つ。1つめは 「過度の我慢は禁物」。適度なストレスは時に力へと
繋がりますがそれが行き過ぎれば・・・というのはラストの顛末が示してくれていると
思います。そういう結末に落としましたか、ということで。

2つめは「油断禁物」。世間から兎角冷遇される身の我らとしては常に何かを抑圧
しながら時を過ごしているものですが、いざそのタガが外れる場面に遭遇すると
つい饒舌になって余計なことを口走ってたりしますよね、“瀬菜” みたいに。(w

3つめは「自尊心は程々に」。卑屈になれ、とは言いませんが自分の中で出来ること
と出来ないこと、得手不得手を見極めることが共同作業をより実りあるものにする
ポイントではないかと。時には “黒猫” のように 「誰かに任せてみる」 のも一手です。


“黒猫” の思わせぶりな言動もそうですけど、“沙織” の出番が控えめだった点も
何かありそうで気になるところではあります。次巻はコメディに比重を置いた物語に
なるとのことで引き続き楽しみです。


#ウチも欲しいなぁ〜、デジタル版「直死の魔眼」。(w

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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