2009年08月29日

『偽りのドラグーン』

前作『モーフィアスの教室』と同じ 三上延 先生 & 椎名優 先生のコンビネーションで
迎える新シリーズ。少し間が空いてしまいましたが読了しております。

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko0908.php#new14


椎名優 先生のイラストは相変わらず美麗でいらっしゃる。そんな先生方が描き出す
竜の皇女 “ティアナ” の秘密がこの物語における筋の一つであり、目下最大の謎。
最後でその片鱗は見えましたが、未だ真意は見えず。中々に先が楽しみな展開です。

そしてもう一つの筋。運命の出会いに導かれ、「竜騎士(ドラグーン)」契約対象として
彼女に認められるも、偽装入学した騎士学院で成果を上げることができない “ジャン”。
彼にもまだ見えぬ秘密があり、それが筋として思わぬ絡みを見せそうなのも気になるところ。

他にも 「意外な素顔」 を持つキャラクターがいて、それを上手く小出しに明かして
いく過程が、読んでいく上で良いリズムを生み出していて読みやすかったように思います。
シリーズの滑り出しとしては好感触かと。期待しております。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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