2009年08月15日

『アイゼンフリューゲル』

── 虚淵玄 先生、そして 中央東口 先生。

往年のニトロプラス作品を知る方なら思わず目に止まる組み合わせではないでしょうか。
「ガガガ文庫」から刊行されました、もう一つの空を飛ぶ者たちの物語。読ませて頂いて
おります。

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784094511468


  「ついつい勢い余って一冊では終わりませんでした」


完全新作でやって魅せてくれました、虚淵玄 先生。昨今、女性が前に出る作品が多い中で
ここまで無骨に「漢」と称すべき男性たちが空を飛ぶこと、それもとびきり早く、天翔ける龍
よりも早く飛ぶことに執念を燃やす姿を生々しく描いておられます。

特に “カール” の空を飛ぶ姿を今と昔、各々掘り下げて見せることで彼のもつ人間性が
単に設定という枠を超えてより現実味を帯びたものになっていると、また、早く飛ぶことに
対して一筋縄ではいかない道程、絡みつくしがらみが物語に深みを与えていると感じました。

『とある飛空士への恋歌』(著:犬村小六 先生)とはまた一味違って硬派な、ガツンとくる
お話が読んでみたい方に推奨します。少なくとも私は続きが楽しみで仕方がありません。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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