2009年06月13日

『ソード・ワールド2.0 剣をつぐもの(1)』

「ソード・ワールド2.0」を基調としたノベルが満を持してついに登場。
お送りするのは 北沢慶 先生、そしてイラスト担当の bob 先生であります。

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_search.php?pcd=200811000018


キャラクターをデータから起こして、実際にプレイした内容をアレンジして執筆する、
というスタイルは『ロードス島戦記』を思い起こします。データは巻末に掲載されて
いますが、ストーリーを読み終えた後に見ると「なるほど」と感じる点が多々あります。

#レベル9のキャラがいるパーティに対する敵の配分を考えるのって難しそう・・・。

新しい世界「ラクシア」における冒険者の姿が、魔動機師の “アレク” やザイアの神官
“リリアンナ”、穢れ持ちの “ダリウス”、タビットの “ヴラド” の言動などを通じて
描かれています。

そんな彼らが巻き込まれる、「ラクシア」では看過できない存在である「蛮族」の陰謀。
偶然知ってしまった彼らがとった策と辿り着いた結末、そして背負った宿命──。
まさに剣と魔法の王道ファンタジー、ということで楽しませてもらいました。


『たのだん』のキネティックノベル化に続いて「ニンテンドーDS」でのゲーム化と
とどまることのない勢いをみせる「SW2.0」。リプレイだけでなくノベルでも楽しませて
くれそうだ、ということが確認できて一読者としても嬉しい限りです。期待してます。

posted by 秋野ソラ at 00:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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