丈月城 先生、シコルスキー 先生でお送りする「神殺し(カンピオーネ)」の物語。
主人公 “草薙護堂” が「神殺し」に至るエピソードを回想する第3巻が満を持しての
登場と相成りました。
【 http://dash.shueisha.co.jp/-campione/#b03 】
「スーパーダッシュ文庫」3月の特集がちょうど本作で、そちらで掲載されている
書き下ろし小説も拝読したのですが・・・・まぁ、尻に敷かれまくってますね、
“護堂” 少年は。(w
【 http://dash.shueisha.co.jp/feature/0903/index.html 】
彼が「神殺し(カンピオーネ)」になる前に “エリカ” と出会い、そして今も昔も
振り回されている様子が今巻において克明に描かれているワケで、いろんな意味で
気苦労の絶えない少年だな、と思います。
とは言え、“エリカ” に詰め寄られつつも “祐理” とは以心伝心の仲、妹からは
ヤキモチを焼かれ、あまつさえ「現地妻」と称する “ルクレチア” も居たりして
これは “高木” らが羨むのもムリは無いな、とも思ったり。
英雄としての神ではなく、『まつろわぬ神』 に人の世が蹂躙されることを頑なに拒み、
抗い、ついにはその存在をも殺めるに至る「強情ぶり」が彼の家庭環境にあったことも
興味深い。・・・というか「女殺し」は血統でしたか。(w
とにかく、リゾート地で束の間の休息を楽しんだ “護堂” 少年たちに新たな戦いの
火蓋が切って落とされるのもそう遠くない、ということで引き続き刊行を楽しみに
しておこうと思います。
2009年04月11日
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