榊一郎 先生 & 神奈月昇 先生による「ポリ赤」最新刊。上・下巻構成の下巻にあたります。
上巻はページ数として一般的なライトノベルよりも厚かったですが、下巻はさらにそれよりも
厚みが増しております。
【 http://ga.sbcr.jp/novel/p-crimson/ 】
「精霊」は果たして本当に、我々人間にとって「良き隣人」足るか──。
「奏始曲」によって強制的に操られた精霊たちの圧倒的な力を目の当たりにした
人々が、改めて「精霊」とどう向き合っていくかを問いかける物語でした。
再び悪しき曲に支配されることを恐れた “シェルウートゥ” の決断──。
それでも護りたいもののために選んだ “ミゼルドリット” の決断──。
そして、真実を知り、現実を突きつけられた “リュネア” の決断──。
それらの顛末を辿った結果として、中々に良質なヒューマンドラマを見させてもらった
ような気がします。
・・・それにしても、“コーティカルテ” が思いっきり恋する少女になってますなぁ。(w
“フォロン” の朴念仁ぶりにもますます磨きが掛かってますが。(w