2008年09月26日

『Replay:ゲヘナ 〜アナスタシス〜〈運命〉篇』

シリーズ内の、友野詳 先生/グループSNE が執筆した分を一気に読み倒しました。

あとがきで恒例の、 友野詳 先生の高笑いを久々に見たような気がします。(^^;

(イラストは 平尾リョウ 先生)

  ・『血の妖石は宿命の道標』

  ・『時の渦動は運命の扉』

  ・『銀糸の迷宮は運命の賭け』

  ・『逆撃の獄は宿命の終局』

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リプレイ、って普段ラノベを読むよりも時間が掛かるんですよ。今回も5営業日は

確実に要していると思います。長かったですけど、それぞれのキャラの動きだとか

心情だとかが掴めた途端、一気に読むのが楽しくなりました。


中でも「黒沙術」を使う“シシ”の傍若無人ぶりと時折見せる本音とのギャップが良い意味で

作用したことでこのキャンペーンは面白みが増した感じがします。「カリュオン」で嬉々とした

表情を見せたほどの「黒さ」が今でも忘れられません(w。戦術面での数々のアシストも。

そんな彼女に少なからず縁があることが分かってしまった “ガラーム” 兄貴ですが、

カッコイイはずの設定がいつの間にか博打や女に弱いといったダメ人間ぶりを見せるなど

当初からすれば乖離のあるキャラになっていたかと思います。まぁ、強いからいいか。(w

恋する能天気少女 “フィールー” が、“アルガ” との失恋を振り切って “シシ” に恋し

最後まで追いかけ回すようになったという結末も、彼女らしいと言えばらしいところです。

“アルガ” ともう一度会いに行くシーンはとても好演だったと思います。

“イルク” はいろんな所にフラグ立てまくり&ダイス目でもオイシイ所を数多く

もっていった愛すべきイジられキャラということで。オフレコで店屋物を頼む時に決めた

「あえて『うどん』」の件も含め、楽しませてもらいました。


最終巻において「運命に屈服しない選択肢を探す」ためのキー・パーソンとなった

“ターヴ” ですが、パーティの試行錯誤の末、GMである 友野詳 先生の思惑からも外れた

結末を導き出すという綺麗な落とし所を見出してくれていたと思います。

途中、時間軸としては「グループSNE20周年記念コンベンション」を挟むなど、ホントに

長かったですけど読了できて良かったです。執筆、お疲れさまでした。>友野詳 先生

新シリーズの企画もあるそうなので、その時にはまた手が出せたら、と思っています。


#ダイス30個以上は数えるの手間だろうなぁ〜、確かに。(w

posted by 秋野ソラ at 19:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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