三田誠 先生と pako 先生による、スニーカー文庫屈指の人気シリーズ。
過去編からまた現代へと話題を移しての短編集となります。
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200710000527 】
ついに “伊庭いつき” の義妹 “伊庭勇花” の登場ということで、これでまた一つ
さざ波が立った感じですが、やっぱり心を惹き付けて止まないキャラでもありました。
pako 先生のイラストもイメージにピッタリ。ついつい何度も読み返してしまいました。
#オビで見えてませんが、中央で髪を結われているのは “オルト” ?(w
“伊庭いつき”、そして 〈アストラル〉 が前に進んでいく様子を見て、さらに
“猫屋敷” の話を受けて自分の未来を見つめなおす “穂波” のエピソードも
良かったですね。“アディリシア” もすっかり「ツンデレ」が板に付いてきました。(w
“伊庭いつき” が持つ 「妖精眼(グラムサイト)」 にも予測不可能な変化が
見え始めたところで次巻はいよいよ第2部のクライマックスになるとのことですので
早くも刊行予定となる年始が待ち遠しいところです。