2008年08月22日

『神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ 時を越えた子守歌』

  原作:榊 一郎(HP:http://www.ugougo.net/

  著者:加納正顕/F.E.A.R.(HP:http://www.fear.co.jp/index.htm

  イラスト:みかきみかこ

以上敬称略でお送りする、『神曲奏界ポリフォニカRPG 基本ルールブック』と

同時刊行のリプレイ集です。

http://ga.sbcr.jp/novel/p-rpg_r/index.html


プレイヤーに 三田誠 先生、榊一郎 先生、矢野俊策 先生、鈴吹太郎 先生を迎えての

セッションということで申し分ないほどの豪華メンバー。しかもプレイ中に原作者自ら

設定等のフォローもしていただけるという、GMにも親切設計な構成。(w

「フォーカスシステム」や「絆効果」といった独自ルールを用いてのプレイ、特に

前者と戦闘シーンの組み合わせは「ただ戦うだけでは先に進めない」という適度な

緊張感を与えてくれる、なかなか面白そうなシステムだと感じました。


お話としては1柱の上級精霊 “レイファス” と、結構何でもアリな「シンカゲ流」の

因縁、そして「奏始曲」。様々な要素が交錯しながらPCが成長していく過程が描かれています。

・・・それにしても「お見合い」話からあそこまで持っていくとは。

NPCとして「ポリ赤」や「ポリ黒」のメンバーが出てくるなど、原作を読んでいる方への

サービスも忘れない、加納正顕 先生のマスタリングにも好感がもてました。

“ティアン” のエンディング・フェーズへ至る過程も綺麗にまとまっていたと思います。


・・・どんどん広がる「ポリフォニカ」の世界にますます目が離せない、そんな感覚を

ひしひしと感じています。読了感の良いリプレイでした。

posted by 秋野ソラ at 19:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/23985047
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック