2008年05月06日

『約束のアンサンブル アリアンロッド・リプレイ・ハートフル(5)』

久保田悠羅 先生/F.E.A.R. と監修の 菊池たけし 先生、イラストの bomi 先生による

『アリアンロッド・リプレイ・ハートフル』もいよいよラストセッション、最終巻を

迎えるに至りました。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200801000596


装備品に合わせて bomi 先生に描き起こしてもらっている “カッツ” のイラストが、

真面目なシーンのはずなのになぜか突っ込みどころ満載感が拭えないのはこれ如何に。(w

平均的にダイス目に恵まれなかったのも 菊池たけし 先生ならでは、ということでしょうか。

小暮英麻 さんの演じる “カミュラ” が最後の最後までギルドの要になってましたねぇ。

各種判定然り、サポートする技能の効果を示すダイスの目も然り、こちらでも

ダイスの神様に見守られていると言われてもおかしくないほどに。

終盤、どうしても連れて行くと決めた “ファム” の機転で初めて(?)役に立った

“プリシア”。それに助けられる形で進んでいったギルド一行のリーダーとして、そして

エース・アタッカーとして 小島めぐみ さんは役目を果たしていました。

“ヴァリアス” のキメた ≪トルネードブラスト≫ は読者の目から見てもカッコ良く

映りました。最後まで信用できるのは固定値のみ、という信念が崩れることはなかった

ようですが。


GM 久保田悠羅 先生の趣向あふれるシナリオは読んでいて面白かったですし、またそれを

知恵とダイスで乗り越えたプレイヤー諸氏のロールプレイも素晴らしいものがありました。

お話としても綺麗にまとまって大変良かったです。終わるのが惜しくてたまりませんが。

しかしながら、「アリアンロッド」の今後の展開として 『アリアンロッド・サガ』 という

大型併走企画がスタートするということですので、新たなる物語の誕生を、今はしばし

待つことに致します。

posted by 秋野ソラ at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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