2008年01月31日

『魔法戦士リウイ ファーラムの剣 神代の島の魔法戦士』

かれこれ20年は続いているという 水野良 先生の 『魔法戦士リウイ』 シリーズ、

聖剣戦争編の5巻目にあたります 『神代の島の魔法戦士』 です。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200707000114


数あるソードワールド関連作品の中でも、今までほとんど触れられなかった

「東の果ての島(イーストエンド)」を舞台としての物語。いつもと毛並みの違う

世界観とそれにまつわるお話が何とも新鮮に映りました。

今更ながらに鍛冶師 “ヴァン” が魔法の武具しか作り出さなかったことに対する疑念。

そんな想いから出た「時が超えられるものなら、一度、会ってみたいもんだぜ」

という “リウイ” の一言がいつか実現しそうで、ある種の期待が掛かってしまいます。


「ラストはほぼ決まっている」 と先生自身が公言するこの作品も

「20周年おめでとう♪」な「ドラゴンマガジン」 誌上でまだまだ絶賛連載中でございます。

日本独自のファンタジーを世界に向けたエンターテインメント作品として

昇華できないかと模索する 水野良 先生のあくなき挑戦はまだまだ続いていく模様です。

posted by 秋野ソラ at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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