北沢慶 先生による『召喚士マリア』短編シリーズですが、この第4巻をもって
区切りをつけることになった模様です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200709000285 】
進級試験に自力で合格するなど、召喚士として成長した “マリア” の様子が
楽しめる内容であったかと思います。“シャルロッテ” ともいつの間にか
友人として付き合えるようになってましたし。
父 “イエル・チェトケル” を助けに行くにあたっての連携もなかなかのもの。
それにしても “フレイム” を難なく使役できるあたり “イエル・チェトケル”
という召喚士の実力が上手く印象づけられたのではないかと感じました。
長編も次巻でラストになるそうなので、何とも惜しいところではありますが
心して刊行を待ちたいと思います。