「ぶるう」シリーズは今回4コマ漫画でのみの出展、ということで 築地俊彦 先生は
お休み。代わって「レオン」、そして「ブラック」と 大迫純一 先生が2本書き上げる
という相変わらずの速筆ぶりに驚きが隠せません。
【 http://ga.sbcr.jp/novel/p-marble/ 】
これだけ「縛り」を設けておいてよくここまで「繋がった」話が書けるものだと
さらに驚きが隠せません。今回は 大迫純一 先生が一番シリアス寄りで、榊一郎 先生が
かなりのコメディ寄り。あのクロスオーバーぶりは流石だと思いますけど。
高殿円 先生の「リーズンズ・ホワイト」。“サラサ” と “リシュリー” のやりとりが
読んでいて楽しいのも注目ですが、その前に見える “ブランカ” の昔話は必読でしょう。
・・・イラストでは牛が温泉に浸かってますがね。(w
大迫純一 先生の「みすていく・ぶらっく」「れおん・ざ・りたーなー」計2作。
ご自身で「温泉」という縛りを設けて、なおかつ “とある登場人物” を2つの作品で
使い分けて “マティア” や “レオン” と絡ませるあたりの構成が何と言っても秀逸。
榊一郎 先生の「どらんく・くりむぞん」は、今までの話にある要素を可能な限り取り込んで
一つの立派な、そしてどうしようもないコメディに仕立て上げてくるあたりが上手いな、と。
・・・どういう時系列の繋がりなのか、というなんとなくな不明点はありますが。
誰が言ったか「月刊ポリフォニカ」。その勢いを止められるのは各作家さんの
体調不良か、編集さんのムチャなお願いしか今のところは手立てがない模様です。(w