白瀬修 先生 × ヤス 先生のコンビでお届けするスラップスティック魔法少女
コメディの第3巻でございます。
【 http://ga.sbcr.jp/novel/otomaho/index.html 】
見た目は少女、言動は少年という “白姫彼方”。でも、時折見せる仕草は
外見も相まって女の子より女の子らしい、という場面が今巻でも更に激しく
盛り込まれています。例えるならば悶えそうなほどの可愛らしさ。
・・・女装なんて当たり前、みたいな状況だけでなくとうとう・・・っと、これ以上は
言えねぇなぁ、ということでいつか ヤス 先生がフルカラーでイラストを起こして
くれることを祈っておきます。とりあえず次の短編集あたりで一つ。(ぇ
そして母様 “白姫此方” が登場することになるワケですが、この人は出てくる
だけで場の雰囲気やら他のキャラを「食って」しまうインパクトがあります。
そのへんの「怖さ」は 白瀬修 先生も仰られてますけど。
“いいんちょ” が悪役に徹しきれない背景描写なんかは良く描けていたかなぁ
と思います。一途さ、というか健気なところが強調されてまさに “いいんちょ”
らしいところがひしひしと伝わってくる感じがしました。
シリアスな中にもコメディなタッチを忘れない、そんな 『おと×まほ』 の
展開に、今後も期待したいと思います。