嵩夜あや 先生に のり太 先生、と公式のシナリオライターとイラストレーターが
紡ぎ出す「おとボク」の後日譚。聖應女学院の乙女たちが織り成す新たな物語に
注目の一冊です。
【 http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_catalog/book/2007/978-4-7577-3924-6.html 】
正統派外伝、ということでゲームをプレイされたことがある方は読んでおいて
損はないと、まずはお伝えするべきでしょう。主役はあくまで “奏” の代に
移ってはおりますが “瑞穂” や “紫苑” といった卒業生もちょこっと出てます。
半分以上設定を忘れてしまった、と「あとがき」で述べている 嵩夜あや 先生
ですが、新しく登場した下級生たちを交えても世界観は損なわれていない、というか
特に違和感無く読めました。私個人の所感ですが。
・・・なんかもうちょっと書いてもいいんじゃないか? という終わり方をして
くれているので私的には続編希望と申し上げておきたいのですが、そのあたり
どうなんでしょうかね、ファミ通文庫さん。(w