野村美月 先生と 竹岡美穂 先生による「文学少女」シリーズの番外編です。
昨年の『このライトノベルがすごい!』で総合3位に輝くなど、その人気は
未だ衰えを見せない感があります。
【 http://www.enterbrain.co.jp/jp/p_catalog/book/2007/978-4-7577-3918-5.html 】
また思わせぶりな予告で終わってるぅ〜。次がいよいよラストなのでめっちゃ
先が気になってしょうがないったらありゃしない。「あとがき」にもありますが
短編集もぜひ出して欲しいなぁ、と切に願う限り。
今回はまた文学少女こと “遠子” の妄言とも思えるような、類まれなる想像力から
生み出された言葉が一つの物語を真の結末へと導く過程が強調されていた作品で
あったかなぁ、と思います。多少は無茶してるかな、ってくらいに。
そんな感じでいつもいつも惹き込まれながら読ませていただいておりますが
兎にも角にも、“遠子” が作中で見せた思わせぶりな言動の数々がどういう
結末に繋がっていくのか、最後までしっかりと見届けるつもりです。