藤原祐 先生、椋本夏夜 先生による「ほのぼの×ダークな学園アクション」
も、いよいよその幕を閉じるときがやってきてしまいました。
【 http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0702720 】
元居た世界から別の場所へとやってきた “硝子” が、ただ単純に、
けれど深く、心から願った「幸せになりたい」という願望。それを叶えるための犠牲はいとわないと、彼女の存在意義を根本から認めた “晶”。
世界を賭けた壮絶な「家族ゲンカ」を制するも、代償として失ったものは
少なく無く。それぞれが体に、心に消えない傷を負いながらも、それでも
幸せであろうとほのかに前向きな姿勢でいるラストシーンが良かったです。
間違いなく「良作」と申し上げて良いでしょう。このような素晴らしい作品を
生み出した 藤原祐 先生、椋本夏夜 先生に改めて御礼と感謝の意を。
冬に外伝(『れじみる。(2)』?)の刊行を予定している、とのことで
新シリーズ共々、楽しみにしております。