・・・何とか第3巻が出る前に読むことが出来ました、2営業日くらいかけて。
『Fate/Zero(3) −散りゆく者たち−』は7/27発売です。
“アサシン” が消えなかった理由がなるほど納得、というか設定として
見たときに凄い良く出来ているもんだ、とただただ感心するばかりでした。
それにしても “ライダー” の固有結界 『王の軍勢(アイオニオン・
ヘタイロイ)』 は反則レベルの宝具ですなぁ。
“アーチャー” の 『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』 が
「物量作戦」なら、“ライダー” のそれはまさに「人海戦術」。
しかもその全てが英霊、サーヴァントとあってはもうどうしたものやら。
あれでは “アサシン” もひとたまりもないというもの。彼の特性を
考慮せずとも。そんな法外な宝具を持つ英霊たちに “セイバー” が
どう立ち向かっていくのか、まだまだ見どころは尽きないようです。
最後にあった、王たちの酒宴の席で “セイバー” の心に残った
「しこり」というか「わだかまり」のような想いは、もしかしたら
『Zero』の結末まで引きずっていくことになるのかも知れませんね。
・・・定められた結末、あるいは始まりに向けて。