佐藤ケイ 先生のラブコメ・ストーリー 『私立!三十三間堂学院』 も第6巻を
刊行するに至りますが、“後白河法行” という一人の男を巡る攻防(?)は
未だ広がりをみせる一方です。
【 http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=A0701820 】
今作では漁師の掟、というか価値観により生じた「誤解」がきっかけで
学院内に “後白河法行” を中心とした火花が散るワケですが、これでまた
好感度フラグを急上昇させてしまった少女が一人。
「目と目で通じ合う」 と 「言葉で想いが通じ合う」 という違いで好感度の
上がり方の差異を演出したところはなかなか良かったと思います。
それにしても、どれだけの少女に気を持たせるつもりでしょうか、
“後白河法行”という男は。(w
・・・もちろん、朴念仁な彼にそんなつもりは毛頭ないのでしょうが。
この 『私立!三十三間堂学院』 という物語を大きく動かすif節として
今のところ2つのパターンが考えられます。
?“五部浄里”が開き直って好意をあらわにした場合
?“千住花音”の身分が白日の下に晒された場合
?の場合、それこそ学園内闘争が勃発して収拾がつかなくなりそう。(w
デレっとする生徒会長というのも見てみたい気もしますけれども、ね。
?の場合は、周囲の目、反応が変わることに彼女が耐えられるかどうか。
何より “後白河法行” はその時どういうリアクションを取るのか・・・。
彼女に対する彼の想い、その真価が問われそうな展開になりそう。
・・・などということを考えながら、“後白河法行” という男を取り合う物語を
これからも見届けていくことになると思います。