「らしくない」とご自身も語られていた あかほりさとる 先生[原作]と
桂遊生丸 先生[作画]、犬上すくね 先生[キャラクター原案]による
『かしまし』 もいよいよ最終巻を迎えることとなりました。
【 http://www.dengekiya.com/ditails.asp?prdid=B0701420 】
まずはここまで良い作品を世に送り出した諸先生方に御礼申し上げたい
次第です。優良図書に推薦したいくらいですね。<ムリです
・・・“はずむ” に残された時間はあとわずか──。
そう宣言されたときはどうなることやら、と思いましたが大団円
とはいかないまでもほぼ丸く収まってくれたのが良かったです。
“はずむ” だけではなく “とまり” や “やす菜”、さらには
“あゆき” や “明日太”、“ジャン・プウ” に関する心情の描写と考察
が加わっていたことが作品により深い味わいを加えていたと思います。
「好きだよ」
「あたしが死なせない・・・」
そう語る二人に幸あらんことを。
巻末の「ひみつのアユキちゃん」も良かったです。こういうコミカルな
ところも楽しめるところがこの作品のまたオススメできる点です。
自分も “あゆき” みたいな立ち位置が性に合ってるかも知れないので
キャラクターとしては好きな部類に入ります、彼女は。