2026年01月05日

『『余命』n年』

TVアニメ「ブルーピリオド」で“鮎川龍二”を演じた 花守ゆみり 先生が原案の恋物語。
岬鷺宮 先生が筆を執って、海辺の町で繰り広げられる衝撃のラブストーリーを描きます。
(原案:花守ゆみり 先生 イラスト:山口つばさ 先生)

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新天地での生活の変化。新しい出会いへの期待や不安。そんな一切合切をどうでもいいと
呟く“有明”が海の上に建つ高校に転入するその日、校舎から海に飛び込んだ少年と逢う。
彼女に「永遠」を感じた彼はそれを絵に残したいとモデルになるよう懇願するのだが──。

永遠とは何か、を“ハルキ”が追求する過程で募っていく“有明”と過ごす時間が自然と
淡い想いを形成していく雰囲気が初々しくて。その傍らで不死の病に関する話が少しずつ
2人に近づいていく構成には不安を煽られる所もあってページを捲る度に惹き込まれます。

『余命』n年、という表記は有限と無限、そのどちらも言い表せる“ハルキ”と“有明”
にとって象徴的なものだと読み終えて強く感じます。まさに「妙」。“ハルキ”が掴んだ
永遠とは何だったのか、それを一緒に味わってみてほしいと思える作品です。お薦めです。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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