2025年12月31日

『白き帝国6 反逆のジャンジャック』

犬村小六 先生が贈る王道ファンタジー群像劇。第6巻は美貌に傷を負い、過酷な状況へ
追い詰められる“アルテミシア”を見た“ジャンジャック”が選ぶべき道を模索します。
(イラスト:こたろう 先生)

https://www.shogakukan.co.jp/books/09453274


聖珠を継承したことで、まるで人が変わったかのような“アルテミシア”の姿が痛々しい。
それでも改めて「かわいくてかっこいい女の子」になろうと足掻いた、その先に辿り着く
彼女の姿に呼応するかのような聖珠の挙動が印象的。更に狂気の強さを得た彼女は、強い。

聖珠を狙う者たちから“アルテミシア”を奪われる、そんな危機を葡萄海を制することで
乗り越えようとする“ジャンジャック”の甘さがもどかしい。それを「狂気が足りない」
と言い表す所に彼の価値観がよく出ているかと。彼女を失わない覚悟を得た彼もまた強い。

聖珠とは異なる能力、立場から“アルテミシア”たちを助けてきた“ルシファー”もまた
一つの転機を迎え、“ガガ”たちも黒薔薇騎士団の対抗勢力として着実に戦果を上げつつ
良い流れを形成している中で“ジャンジャック”は願いを成し遂げられるのか、注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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