時雨沢恵一 が贈る、異世界・並行世界を巡る短編連作小説。書き下ろしを加えて文庫化
した第2巻は“レイ”が曰くのある人気プロデューサーの合宿企画に参加するなどします。
(イラスト:黒星紅白 先生)
【 https://dengekibunko.jp/product/rei_re/322504000336.html 】
比喩表現や脚本への指摘など、ここにきて“文学少女”らしさが印象づけられる“レイ”。
そんな彼女を今回も彩り豊かなお仕事へと誘導する“因幡”はいよいよ「人ならざる者」
かと思わせる発言も見られてこちらも興味深い。“有栖川”は相変わらずな感じですけど。
“レイ”と“因幡”の協力プレイが際立つ「アイドルグループ候補者殺人事件」は2人が
いるからこその話運びが面白く、下衆なプロデューサーに対して相手の裏をかける手札を
駆使して辿り着く、心晴れやかになれる結末に惹かれます。勧善懲悪は実に良いものです。
書き下ろし短編「有栖川社長の退屈」では“有栖川”と“因幡”の出会いを本当なんだか
ウソなんだか、半ばはぐらかされるような感じで断片を見せてくるから気になるばかりで。
あとがきでアップデートされた内容に称賛の意を贈らせていただきながら次巻を待ちます。
2025年12月30日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191582883
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191582883
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック