2025年12月22日

『トリック・オア・デリート 不可解01:世界に殺された少女アリシア』

「シャーロットはただ、事件を解きたい。 探偵はもう、死んでいる。Code:RED」などの
ひなちほこ 先生が電撃文庫から贈る、魔術的殺人に抗う十九世紀英国ファンタジーです。
(イラスト:みきさい 先生)

https://dengekibunko.jp/product/Trick_or_Delete/322507000680.html


“エリオット”の兄“オスカー”が告げる完全犯罪の定義。被害者は最初からいない、と
書き換えられた世界によって魔術学校に通う同窓の“アンジェリカ”は存在した軌跡すら
消されようとしている。彼は禁忌に手を染め、その代償を伴って奇跡を起こすのだが──。

形状は似て非なる「銃」と「杖」。科学と魔術、あるいは魔術探偵卿と異端審問官という
二項対立のような構図を描きながら“アンジェリカ”に課せられた不条理の真意を明かす
ために“エリオット”が知恵の限りを尽くす・・・だけで終わらない風呂敷の広げ具合が凄い。

超絶可愛い助手、と事あるごとに喧伝する“アリシア”が「そうせざるを得ない」背景も
なるほどそう来たか、と驚かされますしエンディングからの引っ張り具合も仰天の一言で。
“エリオット”が「世界」を知るためにも、長期シリーズ化が望まれる作品かと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191576047
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック