2025年12月17日

『魔女と毒殺文芸部 Curse.01 『不死』の魔女は僕に殺されたいようです。』

最条真 先生の「第21回ライトノベル新人賞・佳作」受賞作。望みを叶えるために不死の
呪いを受けた少女が、彼女に告白してきた少年に殺されることを願う話の行方を描きます。
(イラスト:luna 先生)

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偶然の出会いから同級生へ、隣の席で話も弾むようになり“浅葱”が“胡桃沢”に恋心を
抱いて臨む2人きりの卒業旅行。意を決して告白した彼に彼女は刃物で首を切って応える。
溢れ出る青い血は死ねない魔女の証と明かす彼女は、殺してほしいと彼に懇願するが──。

“胡桃沢”を死なせない。大好きと言われて嬉しい心を抑えて、友達として好きだと貫く。
彼女からの積極的な態度を、心を鬼にして拒み続ける“浅葱”のやせ我慢ぶりには同情を
禁じ得ない。一見ラブコメさながらの日々を彼女の「告白」が台無しにする展開には驚嘆。

“浅葱”を助けたい。悪魔の力に振り回され続けた彼にそう思う人がいることに救われる。
“胡桃沢”の易怒性と向き合う力を得た彼が感情を曝け出し、ぶつけ合って辿り着く先に
待つ光景は更なる波乱の幕開けを感じさせて実に興味深い。続きが楽しみなシリーズです。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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