2025年12月01日

『崩壊世界の魔法杖職人2 小冊子付き特装版』

黒留ハガネ 先生が贈る、荒廃した日本で世界一の魔法杖職人を目指す男の活躍を描く物語。
第2巻は生き辛い状況が続く中で“大利”が新たな技を磨き、人との縁を結んでいきます。
(イラスト:かやはら 先生)

https://mfbunkoj.jp/product/houkaisekai/entry-12654.html
https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000315/
https://ncode.syosetu.com/n8281jr/


“大利”の長所とも言える、仮説を立てられる能力とそれを検証できる技術。特化型な彼
に対して普遍化の流れが魔法大学に生じてもそれを悪しとせず、むしろ襟を正して研鑽に
力を注いだり、任せる点は頼ったりと職人として弁えている潔さが不器用なのに好感触で。

“地獄の魔女”が必要悪と生きる覚悟を僅かに揺らがせる時、“大利”の気遣いが支えに
なることが救いに感じました。“花の魔女”にとって当たり前ではない所作を当然の如く
こなす彼に、彼女が琴線を震わせる様子は気の置けない感情を表せていて心温まりました。

“青の魔女”が感染爆発の際、“大利”に命を救われたことでいよいよ友人という関係を
超えた思慕の念を抱き始めたことが何ともこそばゆい。小冊子のSSにもそれがよく表れて
いるのでご注目。そんな点も踏まえつつ彼が新しいステージへ突入する次巻も楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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