葵せきな 先生が贈る、ボードゲームカフェではじまるラブコメディ。第2巻は“小鳥遊”
への告白を決意する“常盤”に対して“うたまる”が思いがけない攻勢に打って出ます。
(イラスト:深崎暮人 先生)
【 https://fantasiabunko.jp/product/202505asobinokankei/322506000730.html 】
【 https://fantasiabunko.jp/special/202505asobinokankei/ 】
まずは「やられた!」の一言。読み返すとボドゲ話にまじって先入観について言及があり、
“孤太郎”は高校時代に何をやらかしてくれているんだと苦笑い。“武士”と“半杭”の
顛末があの種明かしを生むことになるとは、まさにラブコメディを通り越してミステリで。
今巻の表紙を飾る“うたまる”こと“歌方”の、「玉」を取りに行くまでの流れも見所で。
現役女流名人としての矜持もかなぐり捨てて、“常盤”とボードゲームで対等に渡り合う
ことで盤上を制することができるのか。正々堂々と道をゆく彼女の潔さは応援したいもの。
“常盤”がダイスで『3』を出した行方も気になる一方で、“小鳥遊”にも「3」という
数字への持論を展開する姿がまた印象的で。そんな2人の盤面すら岡目八目に眺められる
人物が現れるとは不意打ちが過ぎます。葵 先生が思い描く神の采配から目が離せません。
2025年09月30日
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