2025年07月30日

『イヴと偽りの天使たち ロクでなし魔術講師と禁忌教典【正典】』

羊太郎 先生が贈る超破天荒新世代学園アクションファンタジーにスピンオフ外伝が登場。
帝国から全役職を剥奪され国外追放となった“イヴ”が異国の地で奮闘する姿を描きます。
(イラスト:三嶋くろね 先生)

https://fantasiabunko.jp/product/202507eve/322407000406.html
https://rokuaka.jp/


アルザーノ帝国で身分を剥奪される、という突然な展開から苦労の種は尽きない“イヴ”。
趣味の料理や最近の愛読書など、微笑ましい一面を覗かせる時間に勤しむ暇もない彼女が
ある任務を携えて向かった隣国で教官を務める話に「アイツ」を想起する場面は感慨深い。

王国に残る対帝国用の兵器がもたらす瘴気汚染を食い止めるために、王国の人造天使兵器
“カノン”たちと最悪の出会いを果たした“イヴ”が信教や思想の壁を越えて彼女たちを
どう使い物にするかが見もの。試行錯誤の過程で見せる“イヴ”の芯の強さが際立ちます。

人造天使兵器も虐げてきた腐敗の極みたる王国の教会にメスを入れる姿もさることながら
騒動に至る起点にすらイグナイトの務めを果たす気概を見せる“イヴ”が格好良いの何の。
意外な黒幕の見抜き方やその対応方法もお見事すぎて、読了後の爽快感は中々のものです。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191436455
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック