ぷれいず・ぽぽん 先生の「第13回 集英社ライトノベル新人賞・IP小説部門」入選作品。
記憶喪失となった自分を殺した犯人を捜す男性と探偵少女が辿る数奇な運命を描きます。
(イラスト:Siino 先生)
【 https://dash.shueisha.co.jp/bookDetail/index/978-4-08-631587-6 】
能力者を管理する「究明機構」に所属しナンバー2【魔女】として探偵を務める“凛音”。
彼女の部屋を訪ねてきた見知らぬ男から“諫早”を殺した人物を捜してほしいと頼まれる。
だがその名前は彼自身の名で、なぜか記憶を失っているというあり得ない話だらけで──。
“凛音”しか知らないもう一つの【魔女】の読み方がそのまま能力者が持つ力を指し示す。
その「究明証」と称するものが彼女以外にも出てきて、それに助けられたり戦いの局面に
晒されたりする“諫早”がどうにかこうにか生き延びる様子は興味深い話運びを魅せます。
“諫早”以外にも記憶が欠落している人物もいる。その意味を突き詰めていくと浮上する
犯人像、“諫早”自身の人物像、そして“凛音”の思い描く未来の理想像が絶妙に交錯し
結末で描かれる挿絵に繋がるのは見所。アイデアの使い方がどう活かされるか見ものです。
2025年02月28日
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