2025年02月12日

『偶然助けた美少女がなぜか俺に懐いてしまった件について』

桜ノ宮天音 先生の「第9回カクヨムWeb小説コンテスト ラブコメ(ライトノベル)部門
特別賞」受賞作。高嶺の花な少女が陰キャな少年にぐいぐい詰め寄っていくラブコメです。
(イラスト:うなさか 先生)

https://www.kadokawa.co.jp/product/322409000353/
https://kakuyomu.jp/works/16817330664927884559


風邪で入学式から3日間休んでしまい、高校デビューを大失敗した“桐島”は友達もなく
昼食も一人で過ごす毎日。それも悪くないと納得しかけたある日、校内でモテる美少女の
“三上”が強引に迫られる場面を目にした彼はとっさに救いの手を差し伸べるのだが──。

ぜひお礼を、という“三上”の思いをあっさりと受け流そうとする“桐島”。かつてない
タイプの異性に彼女が興味を持ち始め、「お構いなく」と言いつつグイグイと彼の領域に
闖入していく様子がいじらしい。そんな彼女の意図を推し量るのは彼にとっては至難の業。

偶然に偶然を、逢瀬に逢瀬を重ねて“桐島”の存在が胸の内を占める“三上”が「あれ」
を手に入れるために勝負を挑むのも、彼からすると暴走の極みなワケで。それを諦観して
受け入れるのがまた彼らしくて、今後どうなるのか興味深い。続きが見てみたいものです。

posted by 秋野ソラ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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