2024年12月27日

『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い10』

猿渡かざみ 先生が贈る青春ラブコメ。大台に乗る第10巻は“颯太”と“こはる”が共に
受験する大学の下見を兼ねた二泊三日の東京旅行に出かけて不思議な縁に巡り合います。
(イラスト:Aちき 先生)

https://www.shogakukan.co.jp/books/09453222
https://urasunday.com/title/1301


バズって多忙な「cafe tutuji」でフロアを切り盛りする格好良い“颯太”と、東京旅行
でおっちょこちょいな面を見せる彼がまるで別人のようで面白い。偶然再会した“姫茴”
とのやり取りを通じてインフルエンサーの世界について考えを巡らせる場面が印象深い。

お上りさん全開で浮かれまくる姿が可愛い“こはる”の迂闊な面も際立つ今巻の展開にて
これまた偶然出会ってしまった“甘井”からの提案を受けて将来を見据える彼女の考え方
を見るに「ある迷信」を信じるくらい決意が固いことが窺えて微笑ましいことこの上ない。

“颯太”と“こはる”の両親が残した縁、出会った人たちとの絆、様々に散りばめられた
要素がこの東京旅行を通じて結び直されていく描写が心の奥をじんわりと温めてくれます。
2人がカップル系インフルエンサーになる可能性はあるのか、引き続き見定めたい所です。

posted by 秋野ソラ at 00:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191191560
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック