2024年11月29日

『異世界のすみっこで快適ものづくり生活4 〜女神さまのくれた工房はちょっとやりすぎ性能だった〜』

長田信織 先生が贈る異世界スローライフ。第4巻は拓いた地を「ミコトの郷」と名付けて
郷長になった“ソウジロウ”にいろいろな勢力が目を付けてちょっかいを仕掛けてきます。
(イラスト:東上文 先生)

https://www.kadokawa.co.jp/product/322403001002/
https://comic-walker.com/detail/KC_005421_S?episodeType=first


“ソウジロウ”には敬虔で人族には不遜。腹に一物ある天使族“アスラフィエル”の登場
に驚きつつも応対の仕方は変わらない彼と、彼に興味を持ちつつ心境を変えていく彼女の
対比が見所。郷の面々とも浅からぬ縁のある人物も居て、そのやり取りも気になる要素で。

“チグサ”が振り返る、侯爵令嬢と苦い経験をした過去。冒険者の訓練に取り入れられた
野球とその令嬢“クレーセル”があんな形で繋がるとは埒外な展開で驚き。醤油の代用品
完成に打ち震えるような“チグサ”が、人に仇をなす海人族を圧倒出来るのだから面白い。

“ミスティア”も容赦ない、という点では“チグサ”を上回るえぐい手を披露してますが
“ソウジロウ”との距離感は探りかねている所がもどかしい。今巻は“アイレス”の世話
をしていた“ヒナ”の話が涙ぐましくて、応援したくなります。次巻の展開も楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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