長田信織 先生が贈る異世界スローライフ。第4巻は拓いた地を「ミコトの郷」と名付けて
郷長になった“ソウジロウ”にいろいろな勢力が目を付けてちょっかいを仕掛けてきます。
(イラスト:東上文 先生)
【 https://www.kadokawa.co.jp/product/322403001002/ 】
【 https://comic-walker.com/detail/KC_005421_S?episodeType=first 】
“ソウジロウ”には敬虔で人族には不遜。腹に一物ある天使族“アスラフィエル”の登場
に驚きつつも応対の仕方は変わらない彼と、彼に興味を持ちつつ心境を変えていく彼女の
対比が見所。郷の面々とも浅からぬ縁のある人物も居て、そのやり取りも気になる要素で。
“チグサ”が振り返る、侯爵令嬢と苦い経験をした過去。冒険者の訓練に取り入れられた
野球とその令嬢“クレーセル”があんな形で繋がるとは埒外な展開で驚き。醤油の代用品
完成に打ち震えるような“チグサ”が、人に仇をなす海人族を圧倒出来るのだから面白い。
“ミスティア”も容赦ない、という点では“チグサ”を上回るえぐい手を披露してますが
“ソウジロウ”との距離感は探りかねている所がもどかしい。今巻は“アイレス”の世話
をしていた“ヒナ”の話が涙ぐましくて、応援したくなります。次巻の展開も楽しみです。
2024年11月29日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191159043
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191159043
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック