佐伯庸介 先生が贈る、魔導司書の活躍を描くファンタジー作品。第3巻は移動図書館任務
と極秘任務を与えられた“カリア”が、魔族と人族との間で続く戦争の行方を見届けます。
(イラスト:きんし 先生)
【 https://www.shogakukan.co.jp/books/09453211 】
“カリア”“クレーオスター”そして“アリオス”と移動図書館で共に旅するまでの経緯、
その目的地、そこでやるべきこと。歴史の転換点となり得る局面に同道する“カリア”が
胃を痛めるのも納得で、それでも司書業務を抜かりなくこなすのが彼女らしくて実に良い。
戦争継続か、停止か。“カリア”も、彼女の所業を見届けた“グテンヴェル”だからこそ
あの場所を介し、意見を酌み交わせるという構図が見所。魔族と人族、両陣営のトップが
ありとあらゆる話の流れを想定して手札を用意し、例え水を差されても動じない姿に驚嘆。
今巻の冒頭で修復と解読を任されたヤバい魔導書すら“クレーオスター”の布石でもあり、
その使い方を間違えない“カリア”の心すら皇女の手の内という結末は胸を打つばかりで。
“アリオス”の善戦ぶりも讃えつつ、司書への熱い想いに溢れた物語を見届けて幸せです。
2024年09月24日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191070659
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191070659
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック