2024年09月10日

『極彩の夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』

「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」でデビューした 志馬なにがし 先生が
“かける”と“小春”の不自由な恋愛模様を彼女の視点から描いたアフターストーリーです。
(イラスト:raemz 先生)

https://ga.sbcr.jp/product/9784815621469/


ずっと一緒にいたい、と言ってくれる“かける”も就職活動により“小春”と共に居る時間
が少なくなって、改めて痛感させられる「彼に、誰かに頼り続ける自分」という後ろめたさ。
彼と結ばれる未来を選んでいいのか、と彼女が葛藤し続ける胸の内は読むにつれて切なくて。

“小春”に心無い言葉を投げかける人たちに思わず憤慨したくなる一方、彼女を受け入れて
親身になってくれる人たちがいてくれることに救いを感じます。その彼女に救われたという
“かける”の一途で真摯な姿勢が、彼女の目線からも窺えることが改めて、何より嬉しくて。

“かける”と“小春”が人生を共にする、という道を選んだことにそれぞれの母親がどんな
感情を抱いていたかも描かれるのは「アフターストーリー」として非常にありがたい構成で。
「透明な夜に〜」とあわせて読むことで2人の心を深く知ることが出来ることうけあいです。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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