久追遥希 先生が贈る、黒幕が未来を改変する学園暗躍劇。第2巻は“潜里”が闇堕ちする
未来を改変するため“積木”たちがそのきっかけとなる定期試験へ一丸となって臨みます。
(イラスト:たかやKi 先生)
【 https://bookwalker.jp/de9d4562f5-4449-4a60-980e-031b1d9ffc0a/ 】
“潜里”にとってかけがえのない友人である“柊”へ狙いを定める【ラビリンス】の一員
【人形遣い】の狡猾な手口がえげつない。そんな相手の意図を逆手に取る“積木”の策が
次々に嵌まる爽快さを味わわせた上で、想定外の事態で緊張感を覚えさせる構成が面白い。
今回の暗躍では“天咲”の見事な所作が何かと目を惹く一方、彼女のスリル欲求を満たす
敵性存在の登場にどう対応するか。ここでも問われる「黒幕」としての力量を“積木”が
満たすために【迷宮の抜け道】の面々、更に“一条”すら巻き込む秘策が印象に残ります。
定期試験で“一条”とコンビを組む“積木”の、彼女への敬意や憧憬がダダ洩れなことと
それを受けて彼女がドギマギする様子は早くもフラグを立てまくっていて注目すべき点で。
微笑ましい雰囲気に水を差すラストの布石に“積木”は対抗できるか、続きが楽しみです。
2024年08月07日
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