赤城大空 先生が贈るアツくて淫らな退魔活劇。第12巻は第一聖人の最適合者として欧州に
連行された“葵”の動向を見極める“晴久”が命と子種を狙われる騒動に巻き込まれます。
(イラスト:魔太郎 先生)
【 https://www.shogakukan.co.jp/books/09453193 】
“葵”を欧州に残していて大丈夫か、と“晴久”が乗り込んでみれば命も子種も狙われる
波乱の展開。“シーラ”の行動力が興味深く、淫魔眼で見極める“未咲”の反応も面白い。
あと、彼がヒロインたちの精神に触れるあの顛末が今後を左右しそうで注目したいところ。
“葵”が第一聖人になる理由を探る中で判明する彼女の生い立ち、そして欧州で行われる
天人降ろしの暗部が事態を悪化させる展開を振り返ってみても、“晴久”が一連の死闘を
なんで生き残れるのだろうと首を傾げたくなるくらいの窮地の連続には目を見張るものが。
“葵”に“セラフィム”が降臨して珍しくご褒美になる・・・こともないオチの付け方とか
「日本退魔師協会」と「欧州祓魔連合」の確執も明らかになったりと本作らしい締め括り
に大満足。赤城 先生にはくれぐれも体調にご留意いただきつつ、次巻を待つことにします。
2024年06月27日
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